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本書は、判断能力が不十分な方に対する適切な意思決定支援を実現するために、大阪版意思決定支援ガイドラインに基づき、意思決定支援とは何かというところから、本人を支援するチームの一員となる後見人や福祉関係者等の支援者の行動指針や注意すべき視点、理解すべき事項等が、豊富なQ&Aや寸劇の展開により取り上げられています。 また、本書は、セルフネグレクトなどいわゆる支援困難事例に対し、意思決定支援という視点から考えられるアプローチの仕方も紹介しています。
はじめに(意思決定支援事始め) Ⅰ 意思決定とは選択すること Ⅱ 意思決定支援とは本人を主体とした意思決定を支援すること Ⅲ 本人の意思に支援者が介入する様々な態様 Ⅳ 意思決定支援における支援者の意識改革 Ⅴ 本人支援と意思決定支援 Ⅵ 意思決定が困難な自分を思考体験する。第1章 意思決定支援Q&A 1 意思決定支援総論 2 意思決定支援の基本的考え方(大阪版ガイドラインを基本に考える) ① ガイドライン総論 ② 環境整備 ③ プレミーティング ④ チームミーティング ⑤ 意思決定能力 ⑥ 代行決定 ⑦ 本人に関するQ&A ⑧ 支援チームに関するQ&A ⑨ その他のQ&A 3 アドバンス編 4 Q&A参考図第2章 支援困難事例で考える意思決定支援 1 共依存 2 セルフネグレクト 3 ゴミ屋敷 4 ひきこもり 5 浪費 6 妄想第3章 意思決定支援寸劇シナリオ 1 住まい探し 2 家族間対立