べんべんリレーBLOG
第124回 プチDIY
保険委員会損保・第三分野部会副部会長 三井良之
先日、簡単なDIYをしました。
不器用な私にとってDIYはこれまで縁のないものでしたが、必要に迫られチャレンジすることになりました。
我が家には、今年8歳になるラブラドールレトリーバーがいます。名前は「ころ輔」といいます(第80回のブログで紹介した犬です。)。ころ輔は普段リビングにいるのですが、トイレに行く際などにリビングから出ていきます。リビングの出入口には引き戸があり、ころ輔は、その引き戸を開けることはできるのですが、閉めることができません(閉めようとしません。)。そのため、ころ輔がリビングから出ていった後は、リビングの戸が開いたままになっています。我が家は築40年以上の古い建物で断熱構造を備えていないため、建物全体に空調をきかすことができず、部屋ごとにエアコンを使用する等して温度調節をしています。家族が集まるリビングは、ほぼ一日中空調をきかしており、常に一定の温度をキープしようとしているのですが、戸が開いていると、寒い時期はそこから暖かい空気が、暑い時期は冷たい空気が出ていってしまいますので、我が家にとって、リビングの戸の開放は厳禁です。そのため、ころ輔がリビングの戸を開けるたびに、家族の誰かが戸を閉める必要があります。狭い家なので、戸までの移動距離は短いのですが、それでも、ソファなどでくつろいでいるときに立ち上がって戸を閉めに行くのは面倒です。昔、高校の理科の先生がおもりと滑車を使って職員室の戸が自動で閉まる装置をこしらえていたのを思い出し、あのようなものを作ることができればと考えたのですが、素人には難しそうで断念していました。なにかよい対処法はないかとネット検索していたところ、「ドアクローザー」という商品が1000円程度で販売されているのを見つけました。本体に巻取り式のワイヤーが入っており、本体を壁に、ワイヤーを戸に取り付けます。戸を開けるとワイヤーが引き出され、手を離すとワイヤーが巻き取られて戸が自動で閉まります。試しに購入して設置してみたところ、思ったとおりの動きをしてくれ、戸が自動で閉まってくれます。
家族からの評判もよく、もっと早く設置すればよかったと思っています(戸を開ける際の抵抗が増したため、ころ輔は少し開けにくそうですが、数日で慣れたようです。)。
大したことはしておらず、これをDIYといってよいのか分かりませんが、日曜大工的なことをほとんどしたことのない自分にとっては立派なDIYであり、達成感に浸っています。これを機会にDIYに目覚めそうで、なにかできることはないかと日々考えています。次回はもう少し難易度の高いDIYにチャレンジし、みなさんに報告したいと思います。