べんべんリレーBLOG
第129回 サックスのススメ
ホームページ委員会委員 安東良祐
かれこれ10年程、サックスのレッスンに通っています。
今ではすっかり有名になった星野源が所属していた、インストゥルメンタルバンド「SAKEROCK」(2015年に解散)のことが好きで、同バンドで主にメロディーラインを担当する楽器であるトロンボーンを習おうと音楽教室を訪れたところ、トロンボーンのクラスは開講していないとのことで、サックスの体験レッスンを勧められたのが始まりです。
サックスの良いところは、音楽ジャンルを問わないところが挙げられると思います。
ジャズはもちろんのこと、クラシックやポピュラーミュージックなど何にでも合います。
また、トランペットなどの金管楽器やフルート、オーボエなどの他の木管楽器などに比べ、初心者でも最初から音が出やすいと言われています。
そのため、今から何か楽器を習いたいと考えている方に非常にオススメです。
私も最初から音が出たため、講師におだてられ入会を決め、今に至ります。
サックスの大変なところは、(サックスに特有ではないと思いますが)学ぶべきテクニックが多いという点です。
ビブラート、ベンド・ダウン、ベンド・アップ、ハーフタンギング、フラジオなどなど大変です(興味のある方はYouTubeなどで調べて下さい。)。
しかも、口の形などは人それぞれ異なるので、こうすれば絶対できるという方法がある訳でもなく、ただひたすら練習あるのみです。
また、「替え指」といって、同じ音を出すのに、複数のキーの押さえ方があったりします。
このあたりは、覚えられないので、もう諦めています。
サックスの演奏は1人ですることもあれば、数人でのアンサンブル(合奏)を行うこともあります。
個人的には、アンサンブルの方が楽しいです。
皆で吹いていると、下手なりに、驚く程、美しいハーモニーが生まれることがあり、何物にも代え難い感動が得られます。
習い事を始めるのに遅すぎることはありません。
少しでも興味を持った方は、是非、サックスを始めましょう。