べんべんリレーBLOG
第152回 大阪弁護士協同組合55周年記念作品展と宿題について思ふ
厚生委員会委員長 武田裕平
私は、大阪弁護士協同組合の厚生委員会に所属するほか、最近では、大阪弁護士協同組合55周年記念事業実行委員会の式典部会に所属していました。
そうです、大阪弁護士協同組合は創立55周年を迎えました!50周年でも各種記念行事が予定されていましたが、ちょうど新型コロナ蔓延に至る直前(緊急事態宣言がなされる直前)に開催する予定でしたので、規模を大幅に縮小せざるを得ませんでした。
そこで、55周年では、たくさんのご来賓の皆様にお越しいただき、盛大に記念式典を行い(なお、私は、式典の案内担当だったので、会場外にいてその様子は会場外からの情報しかありませんが…)、また、祝賀会、記念講演会を実施しました。これらの行事は成功裏に終わることが出来ました。祝賀会のお弁当は立派で、また田中陽希さんの講演も素晴らしく、非常に充実した内容でした。
これらの行事に加え、50周年ではあえなく中止になってしまった記念作品展も今回実施するに至りました。私は、50周年の時から記念作品展の実施に携わり、いわば5年越しの実現です!
この作品展では、組合員の皆さんから、自慢の作品(写真、絵画、手作りの小物、書など)を出展していただきました。自慢の作品だけあって、そのレベルも高いこと!
作品展を担当した私も、取っておきの写真を出展することとしましたが、なんとまあ、得票はあまり得られず…。
というのも、このような芸術作品は、私の苦手な部類で(では得意な部類があるかというとそうでもなく)、作品を出展するにあたっては、ふと小学校の頃を思い出してしまいました。
思えば、、、夏休みの宿題として、絵を出さないといけないという時があって本当に苦労しました。当然、私に絵心があるわけでもなく、それゆえ、集中して作成もできず、対象となる景色を写真に収め、その写真を見て最終的に絵を完成させる始末。絵を完成するのに何十時間もかかった記憶が残ります(参加賞として鉛筆1ダースをもらいました。)。
また、小学校の宿題として出されたものには、読書感想文もありました。なんで「面白かった」じゃダメなのか、なんで主人公の気持ちを分からないといけないのか(そんなの主人公じゃないんだから分かるわけないじゃないか)と、いつも思っていたのを思い出します。それが嫌で、数十頁の本を読んで読書感想文を作ったこともありました。私が作ったこの読書感想文、それを読んだ校長先生が全校集会で紹介する事態となってしまい、「穴があったら入りたい」状態になったことも鮮明に蘇ってきました。
自分の子どもの頃と我が子の今を重ねると、しんみりしてしまう今日この頃。55周年記念作品展をきっかけとして小学校の思い出がぽつりぽつり。ハイボールを飲み、作品展参加賞であった「バトンドール」を食べながら思った夜でした。
大弁協60周年記念作品展があるのなら、今度は立派な作品を出品しようと思います!