べんべんリレーBLOG
第153回 タイ旅行と若手会員との交流
交流委員会副委員長 彌田晋介
大阪弁護士会には、7つの会派(親睦団体)が存在します。
私が所属する会派においては、例年、新入会員歓迎旅行が行われており(コロナ禍は除きます。)、今年も、新入会員歓迎旅行が催行されました。
目的地はタイ王国のバンコクでした。
金曜日の仕事を終え、深夜の便で日本を出発し、土曜日の早朝に現地に到着、土曜日〜月曜日まで観光等を楽しみ、月曜日の深夜の便でタイ王国を出発して火曜日の早朝に帰国する、という、なかなかのハードスケジュールでした。
私もこれまで、複数回、新入会員歓迎旅行に参加したことがありますが、今回の旅行が一番ハードスケジュールだと感じました。
ちなみに、私は、約17年前に、タイ王国に旅行に行ったことがありました。そのときは、司法試験に合格する前で、法科大学院の友人達と卒業旅行として行きました。
もはや17年も前のことであり、ほとんど記憶はありませんが、当時は、ムエタイの試合を目の前で観ることができて、とても興奮したことを覚えております。
ただ、今も、昔と変わらず、凄まじい交通状況でした。自動車の数もさることながら、バイクの数もとてつもない数でした。そして、自動車と自動車の間を通り抜けていくバイクの数の多いこと。しかもそれを当然のこととして対応する自動車の運転手の運転能力の高さにもびっくりしました。特に、大型バスの運転手が、細い道路に多数の自動車が路上駐車しているにもかかわらず、針の糸を通すようなテクニックで、大型バスを駐車場に入れる様子は、見ていて感動してしまいました。
今回の旅行では、参加者が50名を超えたのですが、そのうち約半分が新入会員であり、私からすると、ひとまわり以上年下の方々ばかりでした。
私もまだまだ若いつもりでしたが、さすがにひとまわり以上年下の方々の勢いやパワーにはとても敵いませんでした。
現地の夕食の際の懇親会においては、多くの新入会員とお話して、弁護士1年目(2ヶ月半程度)の方々の現在の状況や、弁護士としての業務をスタートした感想などを聞いていると、「あぁ、自分も新人のときはこんな風に考えていたな〜。」と懐かしく思い、初心を思い出すこともできました。
とてもハードなスケジュールでしたが、今回の旅行に参加して本当に良かったと思います。
ちなみに、帰国後、妻から聞いた話によると、私が不在の間、子供が「お父さんが旅行に行って分かったんだけど、お父さんって、うちの家にとって必要な存在だったんだね。」と話していたようです。
そのコメントの真意は分かりませんが、寂しいような(これまではそう思ってくれていなかったのか・・・)、嬉しいようなコメントでした。