べんべんリレーBLOG
第167回 AIコーチと深夜の特訓。2万3000発のボールが教えてくれたこと
ホームページ委員会委員 森野慶彦
2025年10月、自宅の近所に「GRAN FITNESS 24」というスポーツジムがオープンしました。
月額7,678円(税込)で、様々なトレーニングマシンからサウナ、酸素カプセル、日焼けマシンまで使い放題という充実ぶりです。
でも、私がオープン翌月(11月)に入会した最大の理由はただ一つ。「シミュレーションゴルフ」でした。実は現在に至るまで、それ以外の設備はほとんど使っていません。
ここのシミュレーションゴルフは個室の完全予約制(1回50分)になっています。 家から近いこともあり、夕食を終えて一息ついた夜23時以降の空き枠を予約して、ほぼ毎日通い詰めるのが私の日々のルーティンになりました。
練習のお供は「golfzon」というアプリです。クラブを選ぶと飛距離に合わせた目標が設定され、エクセレントショット(的の中に着弾)が出るとスイング動画が保存されます。そして、その動画をもとにAIが改善点をアドバイスしてくれます。
さらに私は、その動画をAIの「Gemini」に読み込ませて多角的に分析してもらい、「参考になるYouTubeの練習動画を教えて」と指示を出しています。
コーチのレッスンの方が上達は早いのかもしれませんが、気兼ねなくAIと対話しながらマイペースに上達を目指すこのスタイルも、ストレスフリーでおすすめです。
こうして深夜の特訓をほぼ毎日続けた結果、2026年1月から現在までの累計打数は、なんと2万3000発を突破しました。アマチュアでこれだけ打ち込んでいる方は、そういないのではないでしょうか。
「それだけ打てば、さぞかし劇的に上手くなったでしょう?」と思われるかもしれません。しかし、ゴルフはそんなに甘くありません。もし本当に上手くなっていたら、ここまで練習にのめり込むことはなかったでしょう。
ひたすら練習をし、実際のラウンドで失敗し、悔しさを胸にまた練習場へ向かう。 そして「今度こそ」と意気込んでラウンドに出て、それでもダメでまた練習する。結局はその繰り返しです。
ただ、スコア以上の素敵な収穫もありました。この練習をきっかけにゴルフ上級者の方と知り合い、一緒にラウンドに行く機会ができたのです。50歳を前にして、新しいゴルフ仲間が増えていく、とても充実したゴルフライフを過ごしています。
私の密かな目標は、現在86歳で今も90台でラウンドする同業者の父です。38歳離れた父の年齢になるまで、私も長くゴルフを楽しめたらいいなと願っています。
今のペースで練習を続ければ、いつか「100万発」に到達するはずです。あるバスケットボール漫画のキャラクターが、片目を負傷し、「体が覚えてらっ。何百万本もうってきたシュートだ。」と言ってジャンプシュートを決め、「体の感覚を・・・信じろ」と両目を閉じたままフリースローを決める名シーンがあります。もし私が100万発打ち終えたとき、目を閉じたままフェアウェイど真ん中にティーショットを打てるようになったら……。
ゴルフでそんなシチュエーションはないでしょうが、そんなことができるくらい上手くなれたらという夢を見ながら、今夜も私はシミュレーションゴルフへと向かいます。








