べんべんリレーBLOG
第20回 業務改革?~開拓と改善のための一歩を
業務改革委員会委員長 菅聡一郎
今年度から業務改革委員会委員長を拝命しております菅聡一郎です。拝命してから初めてのリレーブログ担当なので、何をやろうとしている委員会なのかについてご紹介するのが最もふさわしいのではないかと思います。
協同組合の業務改革委員会というのは、委員会規約とその別紙によれば、主たる職務内容として、「組合員の職務拡大、業務改革に向けた事項全般」及びこれに関連する事項、並びに理事長の指示する事項に関する活動を所管するとされています。以前から、大阪弁護士会の同委員会と重なり合うメンバー構成の下、協働して活動をしていたようですが、昨年の大阪府中小企業団体中央会(中央会)への入会を一つの契機に、今般、協同組合独自の新たな活動を模索せよということで、特に弁護士会・協同組合の同委員会のいずれにも属していなかった私(いわば「業務改革素人委員長」)以下、メンバーを一新して活動をすることになりました。
とはいったものの、私は何か特別なノウハウやアイデアを持ち合わせているわけではなく、むしろ私自身こそが最も「業務改革」しなくちゃいけない状態だと日々切実に思っています。おそらく理事長はその辺もご承知のうえで、二年間考える機会を私に与えてくださったのだと思います。せっかくのチャンスですから、それぞれの年代から意欲的な仲間たちを集め、委員として力を貸していただくことにしました。
年間の基本方針として、「開拓と改善のための一歩を」という標語を掲げることにしました。与えられた課題は、私たちの誰にとってもあまりに難しく、一足飛びに大きな成果をあげることは難しいと思いますが、まずは、従前の取り組みにとらわれず、協同組合としての柔軟さやフットワークの軽さを活かし、広く事業・企画のきっかけを作ることから始めようと思います。特に、中央会や同会所属組合のニーズを知り、これに大阪弁護士協同組合として積極的に応える方法を検討していきます。「改善」のための事業展開の可能性についても検討します。究極の目標・理想を念頭に置きつつも、初年度はどんなことができそうなのかを情報を集めながらじっくり考える年にしたいと思います。
あまり気負わず明るく楽しく、参画する委員の刺激にもなる委員会を目指し、失敗を恐れずに新しい挑戦をしていきたいと思います。
少し長い目で見守っていただけたら幸いです。よろしくお願いします。