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トップページ > べんべんリレーBLOG一覧 > 第51回 肉体改造の志

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第51回 肉体改造の志

研修委員会委員 池田尚弘


タイトルは格好よく決めなければならない,と僕は思っている。上のタイトルが客観的に格好いいのかはさておき,僕には格好よく思えたからつけてみた。
大層なタイトルである。肉体を改造する。よく考えると意味がわからない。肉体を改めて作り直す,と解するべきか。
しかし,体の細胞は常に入れ替わっており,数か月もすれば完全に新しい細胞で体は構成されているという。福岡伸一氏の動的平衡だったか,記憶が曖昧で申し訳ないが,読んだことがある。
そうなると,肉体というのは常に改めて作り直されており,改造もへったくれもないのではないか。ただ,あまり考え出すと面倒だ。それよりも大きな問題は,僕の体は日々腰回りの既存の贅肉を新たな贅肉に置き換えているということだ。
これはものすごく大きな問題である。強調のために2回言ってみた。
正直に告白すると,僕は自分の腰回りの贅肉を少し気に入っていた。僕は常に「痩せている」という評価をされる人間であった。贅肉とのお付き合いはここ数年のことで,新しい自分といったところか。いい響きではないか。しかも触ると少しぷよっとして気持ちいい。
なのに,贅肉により,僕のスーツが既存不適格になっていた。失礼,専門用語は使うべきではなかった。僕の体を法だとすれば,スーツ作製時は,間違いなく法に適ったスーツであった。そして,法の変化により,ズボンの内ボタンを閉められない不適格なスーツになってしまった,ということである。スーツに使うのが適切な言葉であるかはこの際置いておく。
これはゆゆしき事態であるというしかない。財政に与える影響は消費税増税の比ではなく,消費が一気に冷え込むことは確実であった。
なのに,僕の体は新たな細胞を作成し,日々贅肉を維持している。○○円を費やして食した△△や□□を,筋肉でなく贅肉の維持に投入している。こんな不条理があっていいのか。
このような経緯を経て,ある日から僕は毎週ジムにいた。
気づけば「Are You Ready?」という問いに,「Yeah!!」と拳を毎週突き上げていた。因みに「Yah」を3回ではなく,「Yeah」1回だ。もちろん殴りにもいかない。
集団の一員として,ひっそりとインストラクターの煽りに応える。ただそれだけ。
もう半年もの間,「Are You Ready?」「Yeah!!」を繰り返し,今やズボンの内ボタンも収まるべきところに収まっている。
しかし人間とは欲深い生き物である。僕も例外ではない。
「ほそマッチョ」。少し前の流行語であり,その時は見向きもしなかった。告白するならば現在お気に入りの単語である。
今しばらく拳を突き上げる日々は続く。

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