べんべんリレーBLOG
第58回 事務所HPについて
広報委員会委員 松隈貴史
インターネットが普及した現代社会において、事務所ホームページは我々弁護士の顧客獲得のための非常に重要なツールの一つとなっていることは間違いありません。そのため、私の事務所でも事務所ホームページを大幅に改良し、リニューアルオープンしました。
ホームページのリニューアルに際しては、配色をどうするのかという所から始まり、一体どういう配置で、どういう内容を掲載すべきか、掲載するとしても何処まで掘り下げて掲載するのか、写真などはどういったものを使うのか、など考える事が山積していました。そこで、参考のために、各先生方の法律事務所が掲載しているホームページを多数閲覧させて頂いたのですが、事務所ごとに様々な工夫が凝らされており、大変勉強になりました。また、それと同時に、ホームページは事務所の特色を強く反映しており、ホームページ上にどのような内容を掲載するかは、今後の事務所の方向性に大きく影響を与えるものであると再認識させられました。
従前、私の事務所ではホームページにどのような案件を扱っているのかについての記載がほとんど無かったため、「何を専門にしているの。」「どのような内容の案件を扱っているの。」という質問が数多く寄せられていました。そこで、私の事務所でも今回のホームページのリニューアルを機に、それらについて分かり易く説明しようと意識しました。そのため事務所の取扱事件の流れ等について、詳細に載せようとかなりの手間暇をかけて仕上げました。しかし、ふと冷静になって仕上がりを見てみると、今度は逆に長々と書かれ過ぎではないか、この事務所のホームページにアクセス頂いた方は、一目見ただけで読むのが面倒になって、直ぐ他のページへ移動してしまうのではないか、という素朴な疑問も湧いてきて、色々と書いては削除し、また色々と書いては削除する、という作業を何度も繰り返しました。
そうして試行錯誤しながらも、それなりのホームページができ上がったと今のところは満足しているのですが、今後は多くの方に継続的に閲覧頂くために、日々ホームページの内容を更新していかねばならず、「これらを継続していけるかどうかが大きな分岐点となる」と業者からも釘を刺されておりますので、どうにも本当に大変なのはこれからのようです。
なお、写真は昨年生まれた息子です。現在、弁護士の仕事は大変な時代を迎えており、息子が仮に「将来は弁護士になりたい」と言って相談してきたとしても、今のような状況だと正直あまりお勧めできないような気がしています。その様な相談に対して、心から応援できるような未来となっていることを願うばかりです。