べんべんリレーBLOG
第7回 弁護士ファッション
交流委員会委員長 藤田増夫
この協同組合ホームページのトップを開くと,ビジネススーツやゴルフウェアを華麗に爽やかに着こなすモデルが映っていると思います。これは,昨年(平成24年)10月24日に開催されました「協同組合の日」の企画の1つである「大弁コレクション」にご出演いただいた弁護士有志モデルの方々です。弁護士モデルによるファッションショーをこれだけ大々的に開催したのは,きっと全国でも初めてだと思います。
ところで,世間では「人は見た目で判断される」とか,「第一印象が重要である」とか,言われていますが,人間の価値や能力が「見た目」や「第一印象」だけで判断できないことは誰もが分かっているはずです。それでも,人は見た目や第一印象で判断してしまう傾向があることは否定できません。また,少しでも,見た目を良くしよう,第一印象をきちんと見せよう,と努力する姿勢は,その人の個性ないし能力だと思います。さらに,自分自身が満足している服装を着ていると,何となくテンションが上がり,仕事も捗るように感じます。加えて,ゴルフやテニスなどでも服装から入って徐々に実力も伴っていく人を見ることも少なくありません。
とは言っても,どのようなファッションが「おしゃれ」と言えるのかは,とても難しいように思います。「協同組合の日」にご出演いただいた著名ファッションデザイナーの小篠ゆまさん(お母様はコシノヒロコさん)は,「おしゃれなアイテムをいっぱい身に付けても,コンセプトを持っていない人はおしゃれだとは思いません」「自分が何を着たいかを決めて,それに色や素材を合わせていく。環境とスタイルはリンクしているので,『どこに行くのか,何をするのか』に合わせてコーディネートする必要があります」とおっしゃっていました。
弁護士においても,「法服」を着ることがなくなり,クールビズなどの影響により「弁護士バッチ」を着用しないことも稀ではなくなった今,弁護士として,ファッションを含めた「身だしなみ」がとても重要な時代になってきているように思います。
私自身は,修習時代に裁判教官から法廷では白シャツを着用するように言われて以降,裁判期日がある日には白シャツを着るように意識している以外には,これまで何もコンセプトを考えてこなかったので,クールビズのシーズンに突入するまでに今一度,自分自身のファッションについて考えてみたいと思っています。できれば爽やかで弁護士として信頼を得られるようなファッションを目指したいのですが,私の場合,減量も必要かもしれません(笑)。
最後に,交流委員会では,先ほど述べました「協同組合の日」企画等,協同組合の「交流の輪」を拡げ,少しでも協同組合の事業を活性化できるよう,活動しています。
組合員の皆様におかれましては,今後とも協同組合の企画・行事に積極的にご参加いただければ幸いです。
なお,もっと「大弁コレクション」の様子をお知りになりたい組合員におかれましては,この協同組合ホームページの「メンバーズエリア」内の「組合ギャラリー」をご覧下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。