べんべんリレーBLOG
第73回 重症化している趣味2題。(^^;ゞ
コンピュータ・ネットワーク委員会委員長 丹羽浩介
今回、「べんべんリレーBLOG」の原稿依頼をいただいて、他の方々による過去記事を読み返してみました。
その中で、「おぉっ!」と思わされたのが、第41回「重症化する趣味」です。
クラシック音楽鑑賞の趣味について書かれているのですが、「趣味の重症化」の自覚症状の一つとして、同じ曲で演奏家の異なるCD(同曲異演盤)を何種類も購入することを挙げつつ、同曲異演盤を20枚以上持っていると言う人に出会ったら「すぐに話題を変えることをお勧めします。」とありました。
そうなのか、、、と思いつつ自分のこととして考えてみると、大好きな曲、例えばブルックナーの交響曲第5番や第8番などは、いずれも思いつくだけで、同曲異演盤が手元に30枚以上あったりします。
また、記事に登場するブラームスの交響曲第2番も大好きでして、こちらも同曲異演盤が30枚以上。この曲に関しては、カルロス・クライバーという指揮者が指揮したウィーン・フィル定期演奏会(1988年3月20日)のライヴが最高だと思っているのですが、そのライヴを収録したCDに至っては、「同曲同演のレーベル違い」で5種類持っていたりします。ちょっとずつ音質が違うものですから。
そういえば、学生の頃は、さらなるクラシック音楽マニアが何人も周囲にいたんですが、社会人になってからは、身近で同趣味の方と出会うことはありませんでした。無意識のうちに、危険視されるのを避けるべく、趣味の話題として持ち出すのを控えていたのかもしれません。(^^;ゞ
今後は「重症化」していることを自覚し、さらに自重しようと思います。
ただ、クラシック音楽CDに関しては、手持ちでほぼ満足していて、ここ数年はほとんど購入しておりません。
代わって、現在、重症化しているもう一つの趣味が、ブルゴーニュワインです。
2008年から本格的に嵌まり、今では年間に200~300本ほど消費していますが、以前、会派の「ワインを楽しむ会」という集まりにお誘いいただき、自己紹介させていただいたところ、会場から「誰や、ホンマもんのマニアを連れてきたんは。(笑)」という声が上がっていました。
自己紹介では、これまでで最も感動したワインや、1980年代以前のブルゴーニュ古酒の魅力、古酒に潜むボトル差のリスク等についてお話ししたように思いますが、おそらく、自覚していなかっただけで、こちらの趣味もいつの間にか重症化していたんでしょうね。
気をつけなければ。σ(^◇^;)
ちなみに、私の周囲には、私をはるかに超えるブルゴーニュマニアの方々が数多くいらっしゃいますが、職業としてはお医者さんが多く、定期的にご一緒する方に同業者はいません。
個人的な印象としては、(少なくとも大阪弁護士会所属の)弁護士には、ボルドーやニューワールドのパワフルなワインを好む方々が多く、ブルゴーニュ好きな方は少ないように思います。
何となく、分かるような、分からないような。(^^;ゞ