べんべんリレーBLOG
第80回 ころ輔
保険委員会第三分野部会副部会長 三井良之
我が家で飼っている犬の名前です。
ラブラドール・レトリーバーという犬種で、2歳のオスです。
ころ輔は2年前の春に我が家にやって来ました。犬を飼うことになったのは、息子らが犬を飼いたいと言い出したのがきっかけです。ラブラドール・レトリーバーがいいと言うので、ネットで検索してみたところ、淡路島にラブラドール・レトリーバーのブリーダーがいることがわかりました。一度、淡路島まで子犬を見に行くことになったのですが、この時点では、まだ犬を飼うということは決定事項ではなく、「とりあえず見に行く」という程度の気持ちでした。しかし、家族全員で淡路島まで行き、かわいい子犬を見るのです。「とりあえず見に行く」つもりでも、家を出発した時点で、帰りの車には子犬が乗っていることがほぼ決まっていました(実際、家を出た時点で、妻の財布の中には、普段なら入っていない金額の現金が入っていました。)。ブリーダーのところにいた数匹の子犬の中から、子ども達が1匹を選び、家に連れて帰りました。
ラブラドール・レトリーバーといえば、賢くておとなしいというイメージをお持ちではないでしょうか。私もそう思っていたのですが、実はけっこうやんちゃな犬種らしいのです。ある程度の年齢になると落ち着くらしいのですが、それまでは、私たちがイメージしているラブラドール・レトリーバーとは異なります。ころ輔もやんちゃで、これまでに家具、床、扉を破壊しました。また、我が家にあるすべてのタオルを噛みちぎっており、まともなタオルは1枚もありません。食欲も旺盛で、いろんなものを口に入れてしまいます。靴下を飲み込んでしまい、慌てて動物病院に駆け込んだこともありました(たまたまペット保険に加入していましたので、このときの治療費は保険で賄えました。やはり保険は大事ですね。)。
このようにラブラドール・レトリーバーという犬種は、けっこう世話が大変なのですが、その反面、とても人懐っこく、人と共同生活を送るのに最適な犬種です。
ころ輔は、家族が帰宅すると、しっぽを振りながら近づき、仰向けに寝転んで、腹をさすれとせがんできます。私たちが相手をせずに用事を始めると、起き上がって私たちの手を鼻で突っつき、さすれさすれと言ってきます。また、誰かがソファに座っていると、近くまで寄ってきてソファに寝そべり、膝の上にあごをちょこんとのせてきます。常に家族に寄り添おうとしてくれます。何があっても私たち家族の味方でいてくれそうで、私たち家族にとってかけがえのない存在です。
子ども達は、どんどん成長して私からは離れて行くでしょう。実際、一緒に過ごす時間は年々少なくなっています。しかし、ころ輔だけはいつまでも私と一緒にいてくれるはずです。そう信じています。
ころ輔だけには、見捨てられないよう機嫌をとりながら、ころ輔との生活を楽しみたいと思っています。