べんべんリレーBLOG
第94回 20年の時を超えて
企画委員会委員 田坂駿佑
最近、Nintendo Switchのゲームソフト「ポケットモンスター ソード・シールド」をやっています。
世代としましては、赤・緑、金・銀をやっていましたが、それ以降はやっていなかったので、久しぶりだなあと思いつつ、グラフィックやゲーム性の進化にただただ驚いています。赤・緑(第1世代というそうです。ちなみにソード・シールドは第8世代。)が発売されたのが1996年ですから、そこからもう四半世紀も経っているということにも驚きを隠せません。約20年ぶりの復帰です。
赤・緑では画面はモノクロで、ドット絵の主人公を動かしてプレイしていましたが、ソード・シールドでは、主人公や建物、村人(?)、さらには野生のポケモンまでもが3Dで表現されていて、好きなポケモンを連れてオープンワールドを歩く、ということもできるようになっています。また、赤・緑では主人公の性別が男性だけで、見た目の変更もできませんでしたが、女性の主人公を選べるようになり、肌の色、髪の色、服装等を自由に変更できるようになり、より広く、人々に楽しんでもらいたいという意識も感じました。
幼い頃ゲームをしたり、アニメを見ていたりしていたとき、こんな風に冒険をすることができるだろうかと思ったものですが、それに近いことを実現できるまでに技術が発展しているということを実感し、感動したものです。
インターネットを見ていますと、今はこのポケモンが強い、というような情報も多数掲載されており、どのポケモンを育てるか、迷うことも多々あります。ただ、インターネットで強いとされていなくても、どのような育て方をすれば強いポケモンにも勝てるのか考えるのも面白かったりします。どんな相手を想定して、どのような技を覚えさせて、どのように能力値を修正するか、など、考え始めたらキリがありませんが・・・
「つよいポケモン よわいポケモン そんなの ひとの かって ほんとうに つよい トレーナーなら すきなポケモンで かてるように がんばるべき」
ポケモン金・銀で出てくるとあるキャラクターの台詞ですが、他者のせいにせず、自らの努力を怠らないこと、自分の手元にある武器で如何に戦うべきかを考えることが重要であることという点においては忘れてはならないな、と感じ、ゲームとはいえ学ばされる点もあるんだなと感じました。(ゲームをプレイしていた当時は強いポケモン使ってなんぼと思っておりました。すみません。)
もっとも、弁護士業を含め、人生においては、強いポケモンを使わなくてはならないときもあるでしょうから、拘泥してはならないな、とも思いつつ、基本的には、自己研鑽を怠らないようにしないとなーと思っています。
ゲームばかりしていて業務を怠っていると言われないよう、精一杯励みます。